楽しい城攻め。大阪城へ出陣【大阪市・中央区】

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大阪城天守閣
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エレベーターつき天守閣!大阪城を攻略せよ

この日初めて訪れた大阪城。
だだっ広い大阪城公園を進み、最初に私たちの行く手を阻むのは青屋門

青屋門は桝形の内側に建つ門。
桝形とは二つの門と石垣で囲まれた四角い広場のこと。
侵入してきた敵を三方から狙い撃ちすることができるデススペース

お城は自分ならどう攻めるか考えながら回るのが醍醐味なんて言いますが、それでいくと私しょっぱなからゲームオーバーじゃないですか。

しかも、青屋門は大阪城二の丸で唯一外側に突き出した出桝形という形の門で、当時外側は水堀で囲まれていました。

めったに使われることのない裏口だった為、水堀を渡る為の唯一の橋も普段は引き入れられたままになっていたようです。
このままだと「橋ないじゃん!」ってアワアワしてる間に戦が終わっちゃう。

とりあえず何かすごい機転の利いた秘策で突破したというテイで、大阪城本丸へと繋がる極楽橋を渡り山里丸へ進みます。

戦国武将の兜と小顔

大阪城天守閣2階には戦国武将の兜と陣羽織の試着コーナーがあります。
料金は1回500円

老中のオーラを放った係員さんがいて、試着したい兜を選ぶとその場で着付けてもらえます。

後ろに回した両腕から陣羽織が通され、「乗せますよ」の声と同時に頭に感じるずしりとした重み。

あれ?もしかして私は殿で、この人は子供の頃からずっと面倒を見てくれていた家老なんじゃないかな?
あぁ、爺や。たくましく育った私の姿を見て下さい。父の敵を討ちとってみせますぞ。

初陣へ向かう私を鼓舞するかのように力強く結ばれる兜の紐。

ちょっと待って爺や!
紐ぎゅってするから顔肉グッてなってる。

顔の肉が盛り上がったまま緑のスクリーンが掛かった撮影スペースに誘導されます。

美容院でシャンプーの時に、頭にタオル巻かれてテルテル坊主状態で歩かされるじゃないですか。
あれの100倍恥ずかしい

撮影の説明を受けている間も沈んでいく乙女心とは裏腹に盛り上がったままの顔肉。

ふと気づくといつの間にか周囲に人が集まっていて、外国人観光客が構えているカメラはどう見ても私に向いています。

お前それ絶対SNSに載せんじゃねぇぞ

カメラマンが何枚か撮った後に、自分のカメラでも数枚撮ってくれます。
そのままブースへ行くと背景を合成したカードが無料で貰えます。

遊園地でよくアトラクション帰りに売りつけられるフレーム入りの写真は1500円
開くと大阪城が飛び出します。

まぁ、買っちゃうよね

大阪城の天守閣で御朱印?

大阪城には御朱印があるんですよね?
爺や聞いてみると、御朱印のではなく登城記念符のスタンプが天守閣2階の事務所で頂けるとのこと。

『事務所』と小さく書かれた室名札を探し、目立たない奥まった場所にある事務所の扉を開けると、めちゃくちゃオフィス!

職員さんに声を掛けるとスタンプと朱肉と試し押し用の裏紙を渡されて、「あとご自由にどうぞ~♪」という感じで完全セルフ

登城記念符のスタンプは無料

城×エレベーターありなし論争

大阪城天守閣はエレベーター完備です。

わざわざ城に来て文明の利器なんて使うか!
私は過去を!歴史の気配を感じたいんだよ!

ということで、迷わず階段を選んで感じたのは雑居ビルの非常階段の気配でした。

現在の大阪天守閣は昭和6年に再建されたものです。
当時では珍しい鉄筋コンクリート造り・空襲にも耐えて現在に残る国の登録文化財ということで貴重な建物には違いないのですが、私が城に求める歴史ロマンとはベクトルが違う。

素直にエレベーターで最上階へ上がって、展示を見ながら降りていく回り方がオススメです。

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